ヘルシーで手軽に手に入り、しかも安い!
と昔から愛されている食材「豆腐」
豆腐の歴史は古く、中国で紀元前2世紀にうまれ、
奈良時代に日本に伝わったという説もあるほど。
とても高価な食材でしたが、一般庶民に広がったのは江戸時代。当時の豆腐本「豆腐百珍」をきっかけに爆発的人気になったようです。
豆腐って冷奴とか揚げ出し豆腐、お味噌汁の具
ぐらいしか思いつかない・・・
なんて思っている人も多いのでは。
実は、食事の主役にも名わき役になれるオールマイティフード。
アレンジによっていろいろな食べ方を楽しめる
食材。
料理サイトクックパットでも全レシピの約5%
76386品もお料理レシピがあるそうです。
なぜこんなに豆腐が人気なのか、
豆腐の魅力に迫ってみましょう!
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目次
1、体の基礎、作ります
2、健康×美容×長寿の秘密
3、豆腐からTOFUへ
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体の基礎、作ります
豆腐の原料は「大豆」
大豆は「良質なたんぱく質と脂質」」の含有量が多く「畑のお肉」と言われています。
たんぱく質は人間の筋肉、皮膚、髪の毛や爪、臓器、ホルモン、免疫体、神経伝達物質などに関わっており、体の約20%を構成。
体を作る非常に大切な存在です。
たんぱく質は20種類のアミノ酸が結合してできているのですが、中には人間の体内では作られず、食べ物から摂らなければならない9種類の「必須アミノ酸」(バリン、イソシロシン、ロイシン、メチオニン、リジン、フェルアラニン、トリプトファン、スレオにン、ヒスチジン)があります。このアミノ酸をしっかり食べ物から摂らないと十分な良質のたんぱく質を作ることができません。
そうなると、体をつくる材料「たんぱく質」が不足するので、筋肉量が減って体力や代謝が低下したり、皮膚や髪の毛のトラブル、免疫低下に冷え症になる可能性が高くなります。
豆腐にはこの必須アミノ酸9種類が非常にバランスよく含まれている為、体内で良質なたんぱく質を十分に作ることができるのです。
まさに「ベストパフォーマンスフード」です!
健康×美容×長寿の秘密
健康×美容×長寿の秘密は「豆腐の機能性成分の効果」に隠されています。
機能性成分とは「体を調節して健康を維持、また健康を増進させる成分」のこと。
一言でいうと、「これをとったらこうなる」と確認された成分のことです。
その機能的成分が「豆腐」にはたくさん含まれているんです。
コレステロール・血圧の抑制
豆腐のたんぱく質は血液中のコレステロールを低下させ、血圧上昇を抑制。
そして、脂質のリノール酸は善玉コレステロールを増やし、血管に付着するコレステロールを除去。
高血圧・コレステロールが原因の心筋梗塞、動脈硬化などを防ぐ効果があるとされています。
血液サラサラ、脂肪肝に効果
大豆レシチンは血管に付着したコレステロールを流し、血流をよくする効果があります。
よって血液が詰まっておきる症状、脳出血や動脈硬化に効果的。
また脂肪を代謝するので、肝臓中の脂肪分も減らす働きをします。
記憶力アップ、ボケ防止
コリンは脳を活性化し、集中力を高めてくれます。
脳老化・痴呆防止にも効果的です。
女性ホルモンアップ・美肌効果・骨粗鬆症防止
イソフラボンは女性ホルモンの「エストロゲン」と
構造が似ています。なので、女性ホルモンの低下によって起こる更年期障害にも効果的。またコラーゲンの代謝を活発にしてくれるので肌に潤いを与えます。
整腸効果
善玉菌のエサであるオリゴ糖や不溶性食物繊維によって、腸内環境を整え、腸の運動を促進します。
豆腐からTOFUへ
ジャパニーズスパーフードの一つとして海外でも人気の高い「豆腐」
今やアメリカでも「TOFU」で発売され、美容・健康志向の高いセレブの間で大人気だそうです。
日本人が老けにくく、肌がきれいなのは「豆腐」をよく食べているからと海外で注目が集まったとも言われています。
今後もまだまだ世界へ進出していくTOFU.
豆腐を1日、1/3食べると、1日に必要なたんぱく質を摂取することができるそうです。(体重平均60㎏の方データ)
1日に1回は豆腐は食べたいですね。
まとめ
豆腐は体の基礎を作るタンパク質が豊富。
必須アミノ酸バランスも完璧で
1日1/3丁はとりたいところ。
効果が認められた「機能性食品」
ジャパニーズスーパーフードとして世界進出中です。今や世界でも愛されている食材です。
◆実際に作ってみたい!と思われる方はこちら
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