老けない体を作る料理講座

「味噌力」知ってますか?

日本人のパワーフード「味噌」
「味噌」は
① 味噌は七色の調味料
② みそ汁は医者殺し
③ みそ汁は朝の毒消し
④ みそ汁一杯三里の力
⑤ 生味噌は腹の妙薬
などのことわざが生まれるほど
昔から私たちととっても近い存在なんんです。

ちなみにこのことわざは
① 上手に使えば、素晴らしい味を出す調味料
② みそ汁を毎日飲んでいる人には病気が寄りつかないので、医者も商売あがったりだという例え。
③ 朝一杯のみそ汁は、身体にたまった毒素を洗い流してくれる
④ みそ汁を一杯飲むと、三里(12キロ)歩いても疲れないほどの力がつくということ。
⑤ 上等な味噌は、消化薬にもなる。
という意味で使われています。

昔から味噌とともに生きていた先人の方たちが暮らしの中で感覚的にとられて生まれたことわざ。
科学的に解明されていない中で先人の方たちに数々の効能を気づかせた味噌のパワーってすごいですね。
普段、何気なく食べている「味噌」
実は驚きの力が隠されていることがわかってきました。
この「味噌力」を今回解明です!
・・・・・・・・・・・・・・
●味噌のルーツ
●味噌力って?
●味噌力との正しい付き合い方
・・・・・・・・・・・・

味噌のルーツ

味噌が日本にやってきたのは今から1300年ほど前。
中国から伝わってきた「醤(しょう)」や「豉(し)」に日本人ならではの工夫を凝らしてできた産物と考えられています。
(「醤」は獣や魚の肉をつぶし、雑穀、麹、酒や塩で熟成させたもの、「豉」は大豆や雑穀と塩で作られた発酵食品)

当時は今と違って「味噌」は贅沢品。
とっても貴重な食べ物で、調味料としてではなく、食べ物にかけたり、薬としても利用されていたそうです。

また、高級官僚の給料として支給されたり、贈答品として送られたりと一般庶民がなかなか容易に食べたりできないものでした。

味噌汁が庶民の味として広く飲まれるようになったのは江戸時代。
「腹中をくつろげ、血を活かし、百薬の毒を排出する。胃に入って、消化を助け、元気を運び、血のめぐりを良くする。痛みを鎮めて、よく食欲を引き出してくれる。嘔吐を抑えて、腹下を止める。また、髪を黒くし、皮膚を潤す。」と当時の食の解説書に書かれていたそうです。
~引用 みそを知る~
味噌があれなば安心!
そう思っている人も多かったかもしれませんね。

凄い!驚きの味噌力とは?

味噌の三礎(みそ)ということばをご存知ですか?
三礎は「味礎」「身礎」「美礎」のこと。
全部読み方は「みそ」

「味」「身体」「美」の基礎の基礎を築いているということからこの言葉が生まれたそうです。

「味礎」は基礎調味料や味付けの基本であるもの
「身礎」は心身の健康を維持し、命を育む源であるということ
「美礎」は老化を防止し、いつまでも美しさをサポートするもの

全部大切なこのばかり!そして嬉しいことばかり!
「あ~味噌が身近でよかった!」
って思わず口ずさんでしまします^^

では、味噌の中に含まれているどんな成分が私たちの体へ具体的にどう作用するのでしょうか?

味噌は大豆、塩、麹を発酵、熟成させたもの。
時を重ね、発酵が進むことで、大豆にはなかったものや少量だったものが、多量に作られ、栄養的に優れたものになっていきます。

味噌の有効成分とその効用がまとめらたこのがあります。
この中で、自分におこったら嬉しいな♪
と思うものに〇をしながら、読んでみてください。

① たんぱく質(アミノ酸、ペプチド)
コレステロールの低下、血管の弾力性保持、脳卒中防止、高血圧の防止、疲労回復作用
② ビタミンE
過酸化脂質の生成防止、老化防止
※過酸化脂質は活性酸素によって中性脂肪やコレステロールが酸化した「体のサビ」。
コラーゲンも破壊するので、シミしわ、くすみ、たるみなどを引き起こしたり、動脈硬化、ガンの原因にも。
③ サポニン
過酸化脂質の生成防止、血中コレステロールなどの低下、動脈硬化の防止、肝障害防止」
活性酸素除去
④ トリプシインヒビター
抗がん作用、糖尿病防止
⑤ イソフラボン
酸化防止、肩こり解消、乳がん防止、遺伝子変異防止
⑥ レシチン
コレステロールの低下、動脈硬化の予防、認知症防止
⑦ コリン
肝脂肪防止、老化防止
⑧ 褐色色素(メラノイジン)
過酸化脂質の生成防止、老化防止、糖尿病予防、整腸作用、活性酸素除去
⑨ 食物繊維
コレステロールの低下、大腸がん予防
⑩ 遊離リノール酸
シミ、そばかすの防止
~参考 みそ基礎資料~

いくつ、〇がつきましたか?
〇がたくさん、つくほど、「自分の食生活に取り入れたい!」と思いますよね。
このように体調を整えたり、病気の予防にも活躍する食品を「機能性食品」と呼び、味噌はその代表選手なのです。

味噌との上手な付き合い方

日本人にとって味噌の一番慣れ親しんだ食べ方は「みそ汁」です。

みそ汁が登場したのは「鎌倉時代」
みそ汁の登場で「一汁一菜」という食事の基本が確立し、長年受け継がれてきました。
みそ汁は味噌そのものに栄養があり、機能性に富み、具からも栄養がとれるまさにスーパーフード。

しかし、

みそ汁の塩分を気にして、摂るのを控える方もいますよね。
実は目からウロコ!
味噌汁を一日7杯飲んだとしても1日のMAX塩分摂取量に満たないのです。

ちなみに、1日塩分摂取量は10グラム以下が望ましく、みそ汁1杯(150mℓ)としても摂取塩分量は1.5グラム前後です。
それでも塩分が気になる場合は、具を工夫することがおススメ!
塩分=ナトリウムを排出する「カリウム」を含んだ食品を具にすると効果的です。
●ほうれん草
●芋類
●しゅんぎ
●わかめ
●ごぼう
●こんにゃく
●切り干し大根
などもおススメ。
味噌の中に具材を入れてボール状にした「みそボール」を作り、いつでもどこでも「みそ汁」を飲めるよう持ち歩いている方もいらっしゃいますね。

まずは1日1杯のみそ汁が老けない体を作りの第一歩!!

ネタになります!味噌のおもしろ豆知識

「手前味噌」という言葉を耳にされたことはないですか?
この言葉は「自分の家の味噌が一番おいしい」という意味から始まったことばです。

手作りの味噌は麹と塩を混ぜるに手で塩切します。
その際に自分の手の平にいる「常在菌」が一緒に混ぜられ、材料を相まって発酵されます。
自分の分身である「常在菌」に反応し、自分にとって一番おいしいと思う味噌ができあがるそうです。

ここから自分を褒める時に「手前味噌ですが~」と言うようになったそうです。

◆実際に作ってみたい!と思われる方はこちら

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