「水と酵素ジュースしか飲まない日を作る」断食ダイエットは、手軽に取り組めるダイエット方法として人気があります。
ただし、何も食べない日を作れば、無条件で理想の体型になれるわけではありません。
断食ダイエットも、やり方次第では体に害を与えてしまうのです。
そこで今回は、もっとも良く知られている「何も食べない」断食ダイエットのメリットとデメリットについて解説していきます。
断食ダイエットのメリットは時間効率の良さとわかりやすさ
断食ダイエットのメリットは、時間効率の良さとルールのわかりやすさです。
これまで食事にあてていた時間を仕事やプライベートに使える
現代人は、食事のために意外と多くの時間を使っています。
しかし、断食をする日を作ると、当日は食事の支度や片付けを一切する必要がないため、1日の自由時間を増やせるのです。
本来なら食事をしていた時間を使って仕事を進めたり、昼寝をしたり、趣味を楽しんだりすれば、その分時間を有効活用できるでしょう。
ルールが簡単でわかりやすい
断食ダイエットは、ルールが非常にわかりやすいです。
カロリー制限のように食材や料理の重さを測ったり、カロリーや栄養素、運動量を調べたりしなくても取り組めます。
本格的なダイエットでなくても、たとえば「昨日はスイーツバイキングでたくさん食べたから、今日は1日断食しよう」といったやり方で続けられるのがメリットです。
断食ダイエットのデメリット
断食ダイエットは空腹感が強いので、人によっては暴飲暴食を招いてしまいます。
慣れるまで空腹がつらい
断食ダイエット中は、とにかくつらい空腹との戦いです。
お腹が鳴ると恥ずかしいので、できるだけカロリーを含まないお茶や水を普段よりたくさん飲んで空腹感を紛らわせましょう。
断食のストレスで暴飲暴食すると逆に太る
空腹感は、人間にとって非常に大きなストレスです。
断食ダイエットを長く続けてしまうと、我慢する気持ちがプツリと途切れて暴飲暴食してしまう場合もあります。
断食ダイエットは、短期間で終わらせましょう。
断食(水だけ)とファスティングの違い
断食ダイエットの一種であるファスティングダイエットでは、必要最低限の栄養を取るために、酵素ドリンクやスムージーなどを摂取します。
水だけだとお腹が膨れず不健康なので、取り組みやすさや体への優しさを考えるなら、ファスティングダイエットを選びましょう。
安易な断食に要注意!短期ダイエットならファスティングを選ぼう
短期間で手軽に取り組める断食ダイエットですが、やりすぎは禁物です。
かえって食欲を暴走させてしまうこともあるので、断食に興味があるなら、酵素ドリンクなどを摂取できるファスティングダイエットを始めましょう。