老けない体を作る料理講座

「納豆」が繰り広げる健康美容効果とは?

日本の伝統食材「納豆」
私たちの健康をサポートするスーパーフードとして取り入れる方が多くなっています。

納豆の生い立ちは色々な諸説がありますが、
茹でた豆が偶然藁に落ちて、それが発酵してできた
ということを聞いたことがあります。

糸を引いた豆(納豆)を食べてみよう!
と思った人は本当にチャレンジャー。
その度胸があったからこそ、
今、私たちは納豆を食べることができるわけです^^

古くから日本人に親しまれている「納豆」
体に必要な栄養素がバランスよく豊富に含まれスーパーフードとして長年私たち日本人の健康を守り続けています。

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●納豆の栄養とすごい効果
●女性に嬉しい!納豆の食べ方
●キーワードは「ほどほど」
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納豆の栄養とすご~い効果

納豆はざっくり一言でいうと、

体に必要な栄養がバランスよく含まれていて、腸の調子を整え、お肌を健康に保ち、日々の疲労を回復するものすごい食べ物です。

◇ビタミンB郡のちから

豊富なビタミンB郡により、細胞の成長や再生の促進が期待できます。
具体的には
健康な皮膚や髪が作られる
体の疲れを取り除く
目の疲労回復
などの効果が期待できます。
また、摂取量が多くても尿として外に出される為、体に害がありません。

◇ナットウキナーゼのちから

ナットウキナーゼは納豆にだけ含まれている特別な栄養素で、血栓を予防し血液をさらさらにする効果があると言われています。
血液がさらさらになることで、心筋梗塞や脳梗塞などを防ぐ効果があります。また、免疫力を向させる働きもあります。
血栓は深夜から早朝にできやすいので寝る前に食べると効果的です。

◇ポリアミンのちから

ポリアミンは細胞の再生に不可欠な成分で、新陳代謝や老化防止に効果があります。
若い頃は体内でポリアミンが作られていますが、年齢を重ねる内にポリアミンを作り出す能力が落ちていきます。そこで、納豆などのポリアミンを多く含む食べ物からポリアミンを摂取することが必要になってきます。
細胞の再生がきっちり行われることで、お肌のシミ・そばかす・くすみなどを防ぐ効果があります。

◇納豆レシチンのちから

納豆レシチンには排毒作用があります。デトックスすることで、
ニキビやシミを防ぐ
肌荒れの改善
などの効果が期待できます。

◇食物繊維のちから

納豆には豊富な食物繊維が含まれています。
食物繊維は腸内を綺麗に保つ効果があり、それにより便秘の予防やお肌の健康を保つことに繋がります。

◇イソフラボンのちから

大豆に含まれるイソフラボンには女性ホルモンのバランスを保つ効果あり、それにより乳がんの予防にもつながると考えられています。
また、更年期障害や骨の病気の予防にも効果があります。

◇カルシウムのちから

豊富なカルシウムが含まれているため、骨を太く、健康に保つ効果があります。
また、カルシウムは吸収されづらい成分ですが、納豆の場合は豊富なタンパク質がカルシウムの吸収を助けるため、非常に優れた食品です。

まとめてみると・・・
(1)血液をサラサラに…納豆だけに含まれる酵素「ナットウキナーゼ」が血流を正常化してくれる
(2)デトックスに…豊富に含まれる「食物繊維」によって、整腸効果が期待できる
(3)代謝UP…納豆に含まれる「タンパク質」が、基礎代謝を高め筋肉を作るサポートに
(4)エイジングケアに…納豆に含まれる「ポリアミン」が、新陳代謝を高め老化を防止してくれる
(5)美肌ケアに…納豆に含まれる「レシチン」が、毒素を排出しニキビやシミなどの肌トラブル回避へ
(6)疲労回復…納豆に含まれる「ビタミンB群」が、目や身体の疲労を取り除いてくれる
(7)健康のサポートに…納豆に含まれる「大豆イソフラボン」が女性ホルモンの働きを助け、骨の病気や更年期障害などの抑制が期待できる
という7つの驚きの特徴が納豆にはあります。

女性に嬉しい納豆の食べ方

では、そんな納豆をより効果的に摂るにはどのような方法がいいのでしょうか?
それには・・・
納豆菌を増やし、より効率的に栄養素を摂ること!です。
その為のポイントは5つ。

(1)3日以上冷蔵庫で寝かせる…数日間置いておくことで、納豆菌が増えるため
(2)タレやカラシをつけずにまぜる…何もつけないでまぜることで、より納豆菌が増えやすくなるため
(3)食べる前に50回以上まぜる…よくまぜることで、納豆菌が増えるため
(4)生卵をかけて食べる…卵に含まれるタンパク質が、納豆菌の増殖を助けてくれるため
(5)キムチと一緒に食べる…キムチに含まれる乳酸菌が、納豆菌の増殖を助けてくれるため

こんな食べ方はNG

実はナットウキナーゼは熱に弱い・・・
という特徴があるそうです。
なので、ナットウキナーゼの効果を期待するなら
熱々のご飯にのせて食べるより別々に食べる方がいいですね。
また、食べ過ぎは痛風や吐き気などの原因になることもあるので、
1日の摂取量の目安は1~2パックが理想なのだそうです。

【まとめ】
納豆は手軽で簡単に食べられる健康食。
1日1パック継続してとっていくと健康維持に効果を発揮できる機能性食品です。

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