ファスティングがダイエットに非常に効果的であることは、知られるようになってきました。

ファスティングは単にダイエット効果があるだけでなく、ホルモンの働きを正常化させる効果があります。

ダイエットを成功させるためのカギにもなるホルモン。

体内分泌される化学物質で、脳からの指令を細胞や各器官にメッセンジャーとして働きかける役割があります。

100種類くらいあると言われているホルモンの働きを正常化することで、ダイエットはもちろん、精神的にも、お肌、髪、イキイキと毎日過ごしていく事にも大きく関わってきます。

間欠的ファスティングとは?

食欲に関するホルモンはいくつかありますが、その中でも特に肥満の原因とされるインスリンには絶大な効果を示します。

インスリンは血中のグルコースを細胞に送り込むホルモンとして知られていますが、同時に強烈に脂肪代謝を抑制するホルモンでもあります。つまりインスリンが分泌されている間は脂肪代謝がほとんどなされません。

インスリンは主に炭水化物を摂取したときに多く分泌されますが、実際はタンパク質や脂肪を摂取しても分泌されます。

つまり、食事をすれば必ずインスリンが分泌されていることになります。

インスリンが分泌されると、糖や脂肪の貯蔵が促されますが、
インスリンの分泌が減っていると、逆に糖や脂肪が燃やされてエネルギーに変換します。

脂肪代謝をあげるために最も重要なことはインスリンが分泌されていない時間を作ることであり、間欠的ファスティングはそれを可能にします。

※間欠的とは・・・一定の時間をおいて、繰り返し起こる(行う)こと。

12時間程度の「食べない時間」を意図的につくり、間欠的に実践していくだけでも効果が得られることがわかってきています。

食事をする時間を一日のうち8時間だけ設け、それ以外の16時間は食事をしないようにします。

例えば、朝食は摂らずにお昼12時に最初の食事を摂り、20時までに夕食を摂ればよいです。

ファスティングは、インスリンだけでなく、食欲をコントロールするレプチン(痩せるホルモン)も正常化。

いきなり、1日や3日間のファスティングに抵抗がある方や、普段の食生活や生活環境が乱れてる方は、この間欠的ファスティングからスタートされると取り組みやすいです。

この間欠的ファスティングを習慣づけることによって、リバウンドなくダイエットすることが出来ます。

ファスティング中は、水やお茶など、ノンカロリーの飲み物だけを摂取するより、必要なビタミン・ミネラルが入った栄養のある酵素ドリンクを飲みながらファスティングしたほうが、空腹感にも悩まされませんので、うまく取り入れながらやってみてくださいね。

おすすめの記事